時代に左右されない「成長力」を身につけるには?
シリーズ:3年後に結果を出すための 最速成長⑦
4. 自信を持つための工夫をする。
小さくても成功体験を積み上げることが大切で、成功体験を何度もしていくと、誰で も自然に自信がつきます。自己肯定感が高くなるので、小さな成功体験をできるように意識してください。
もう一つは、付き合う相手を選び、自分を褒めてくれる人と付き合うことです。同時に、自分を否定する人からは全力で逃げましょう。
5. 好循環を意識して生み出す。
好循環というのは普通、「好循環が起きて良かった」というような言い方をしますが、そうではなく、自分から仕掛けて好循環を生み出します。 そのためには、自分は何が起きると非常にうれしいかを考えます。そして、そのためには何が起きるとよいかを考え、そのために何が起きるともう一歩近づけるのかをさらに考えて、種まきをしておきます。なるべく人を巻き込み、追い風を作り出していきましょう。
6. ポジティブ思考を身につける。
ポジティブな人は、何でも前向きに考えて、いろいろトライし、人にも助けを求めるので、成長しやすいものです。
問題は、どうすればポジティブ思考を身につけることができるかですが、何といっても、ポジティブな人とできるだけ一緒にいることが重要です。ポジティブな人は、生来の気質に加えて、ポジティブになるための工夫をいろいろしているので、それをそっくりマネしてみます。そうすれば、自然に伝染します。
7. コンディションを維持するための工夫をする。
まず、自分にとってのベストコンディションを知ることから始めましょう。
私の場合、コンディション維持としては「何時に起きるか」が非常に大切で、長らく朝8時でした。朝8時に起きることができれば、一日が快適ですが、15~30分早く起きなければならないと、一日中眠い感覚が続きます。今は、朝8時からのミーティングが頻繁にあるので、朝6時に起きることに決め、体を調整しました。皆さんも、ご自身の体調管理のルールを決めて、それを維持するための工夫をされるとよいと思います。
もう一つ続けているのは日曜夜に必ずテニスをすることです。体調管理とストレス解消ができます。週1回だとまだ不足なので、今は、何とかもう1回やれるように考えています。
それと、コンディションを維持するには、「いい加減さ」がとても大切です。真面目過ぎる、律儀すぎる人は、ストレスが溜まり、コンディションの維持が難しいので はないかと思います。
また、最後に、何でも相談できる相手を見つけておくことも大切です。同世代、5 歳上、 歳上、5歳下、 歳下の5世代、各2名ずつを勝手にそう決めて、悩みそうなときはメールで皆に相談すると、客観的な見方ができて迷いが消えます。
A4メモのタイトル例
- 自分は、特にどうやって成長力を身につけるか?
- 自分にとってのつらくない努力、楽しい努力とは?
- 自分にとっての自信を持つための工夫は?
- 好循環をどう生み出すか?
- ポジティブ思考を身につけるには?
※A4メモ書きは、『ゼロ秒思考』でご紹介しているシンプルな思考整理トレーニング方法です。
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